絵本の基礎知識

製本の種類
上製本
オレンジPoPoでの絵本の基本仕様になります。
上製本とは表紙と本文を別々に製本する方法で、本製本、ハードカバーとも言います。表紙はPP仕上げ(表面を艶のあるポリプロピレン貼り)またはマットPP仕上げにしますので、見栄え良く絵本などに最適な仕上がりになります。1冊から製本いたします。
通常は中綴じ製本になりますが、ページ数が多い場合(紙の種類にもよりますが40ページを超えるもの)は、①-Aのように、いくつかのブロックに分けて製本する糸かがり製本になります。
合紙製本
一枚の用紙に見開き絵を片面印刷し、それぞれの裏面を貼りあわせて製本する方法です。ミシンなどを通しませんので、見開き絵が左右のページでズレる事無く製本されます。本文も厚手の用紙を使用するため丈夫で、お子様向けの絵本などに使われる製本方法です。②-Bのように表紙ごと合紙製本にする事も可能です。※角丸はできません。
並製本
表紙から中身までを同時に製本し、三方を断裁して仕上げる一般的な製本方法です。文庫本やガイド本、雑誌、パンフレットなど、多くの出版物がこれにあたります。詩集や句集などに向いています。
本の各部分の呼び方
①天
本の上の部分
②地
本の下の部分
③小口
本の開く側
④背
本の綴じられた側
⑤のど(綴じしろ)
本の綴じられた側の中側
⑥見返し
表紙と本文をつなぎ止める役目をする紙(写真は色上質紙・クリームです。制作者さまにお色を選んでいただきます。)
⑦扉(中表紙)
本を開いた1ページ目のタイトルページです。制作者さまによっては扉絵が無い方もおられますが、PoPoが代わってお作りすることもできます。
⑧奥付
本文最後のページ。タイトル、作家名、発行日などを入れます。制作者さまによっては奥付が無い方もおられますが、PoPoが代わってお作りすることもできます。
印刷の色について
少部数印刷で使う「オンデマンド印刷」は、手軽に印刷できますが、色の調整が難しい機械です。「原画と全く同じ色でないとダメ!」というお客様は、ご遠慮ください。
弊社のオンデマンド印刷はCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・黒の4色)の機械になります。印刷物は原画と色が違ってくるということをご理解していただいた上で、ご利用ください。
また、お客様のご自宅のプリンターで、きれいに印刷できていたとしても、お客様のインク・トナーと違うものですので、やはり全く同じ色で印刷することは難しいことをご了承くださいませ。
原画との色の違い
絵具や色鉛筆などの画材は様々な色がありますが、弊社では4色のインクで表現しなければならないため、彩度の高い色や色鉛筆などにある微妙な色の違いが表現できず、原画と同じ色にはなりません。
またスキャニングの際に感知しない色(薄い色、蛍光色、金、銀など)もありますので、色が変わることはあらかじめご了承ください。
RGBとCYMKの色の差
RGBは重ねれば重ねる程白に近くなるため透明感があり彩度が高い色になりますが、印刷はCMYKのため、絵具を混ぜて色を作った時のように黒っぽく不透明な発色になります。
パソコンなどでRGB設定で制作されたデータやご自身でスキャニングは、RGBで制作されている方はCMYKに変換せずにそのままRGBデータでお送りくださいませ。
弊社印刷機はRGBに近い印刷ができますがCMYKの機械ですので、原画の色と差が出ることをご了承くださいませ。
ページ組みについて

製本の都合上、本文(絵本の中身)は扉絵・奥付を含めて4の倍数のページ数で制作をおすすめいたします。※ 例)22ページの場合、料金は24ページ計算になります。

  • 見返しページは色紙となるため、本文には含まれません。
  • 1ページ目は、扉ページ(中表紙)となり、2ページ目から見開きページが始まります。
  • 奥付は必ずなければいけないものではありませんが、【制作名】や【発行日】などがあるとしっかり作った感がでます。
  • どうしてもお話上4の倍数でまとまらない場合はメール・電話でご相談くださいませ。
製本についての注意事項

製本に関しては個人の皆様にもご自身の作品を手にしていただけるようにと低コストで製作しております。
製作時に注意しておりますが、手作業ですので製作した絵本には若干の傷、綻びが生じる事がございます。製品販売等で使用する際は予めご了承くださいませ。
仕上がりがご心配の方にはサンプル(要返却)をお貸しすることができますのでご一報ください。

 

表紙・本文レイアウト

※上製本(ハードカバー)の表紙の場合、広範囲にわたる濃い色のベタ塗りのデザインやグラデーションはPP加工をかけることでムラが出てしまうことがあります。
※表紙・背表紙のサイズについて、お問合せいただければお客様の絵本サイズのテンプレートをお作りしてお送りいたします。